キッチン前のパティオもリフォームしました
キッチン前のパティオのリフォーム
Highfieldの家を建てた翌年に3K Wiffyが作ったキッチン前のレンガ敷きのパティオも10年経ちました。その間には、東日本大震災があり、少し地面が沈みました。モグラの被害で、レンガ敷きの端の方が波打っていました。30㎝の小さい苗を植えたコニファー2本が5mの高さまで育ち、大量の針葉樹の葉をレンガ敷きに落とし、日光も遮ったので、レンガも苔むしていました。針葉樹の葉を土にして、草やアイビーまで生える状態になっていました。
でも、台風15号でコニファーは2本とも倒れ、日光が当たるようになりました。
<BEFORE>
これでは、とてもこの上を歩きたいとは思えません。パティオの目的とは合わなくなったどころか、庭の「目をそらしたい部分」になっていました。3K Wiffyは、リフォームすることにしました。
レンガを剥がして、雑草や芝、アイビーを取り除き、雑草シートの上に溜まった土や針葉樹の葉を掃き出しました。白石は全部、一旦別の場所に退避させました。雑草シートの下で、地盤沈下で下がっていた家の壁沿いの地面を均し、モグラの穴でうねっていた地面は平らに戻しました。幸い、最初に作った時に、ちゃんと作っていたので、ほとんどの部分は当初の状態を保っていて、手を入れる必要はありませんでした。芝がはびこって来ないように、芝の根切り板も設置しました。
<AFTER>
玄関前の砂利敷のリフォーム
キッチン前のパティオのリフォームに気をよくした3K Wiffyは、玄関前の砂利敷きにはびこっていた芝もきれいに整えることにしました。芝は大変難しく、生えてほしいところははげちょろけになり、砂利を敷いて生えて欲しくないところに延びてくるのです。
<BEFORE>
<AFTER>
古いものも手を入れて、きれいな状態を保つようにすれば、また愛着も湧いてきます。庭作りはこれからも続きますが、新しい部分だけでなく、以前作ったものも手入れして行きたいと思います。
Gaijinsanも協力しています
小屋まで園路を作りました
雨の日や雨の翌日、まだ土が乾いていない時に、家から小屋まで歩くと、靴の底が土まみれになり、玄関ポーチを汚していました。雨が降っても小屋ライフが楽しめるように、靴を汚さずにたどり着けるよう、園路を作ることにしました。
まず、小屋の前にパティオ風に砂利を敷くことにしました。小屋の前にはウッドデッキを作ることも考えましたが、イメージ的にパティオの方が合う気がしたからです。南庭に作った駐車場の残りの材料で作りました。
このパティオと園路、道行く人たちから「こりゃあ~、いいですねぇ。」とか「また、きれいにされましたねぇ~。」と、絶賛されています。よくあるウッドデッキにはせず、パティオにしてよかったと出来栄えに満足しています。 何より、園路のカーブがお気に入りです。
この園路、家族以外で最初に歩いたのは、近所に住んでいる(らしい)猫たちでした。最初、砂利の上にそっと肉球を押し当てて感触を試していました。小屋の壁で風を避けて、ひなたぼっこをしたりもしています。Highfieldの周りには、2匹のぶた猫と2匹の子猫が徘徊しています。白いフェンスのレールの間を飛んで通り抜けるのも、彼らの好きな遊びの一つのようです。
その後、結構激しい雨も降りましたが、水たまりはパティオや園路にはかかっていません。最初に土を盛って置いたのも正解でした。砂利を敷くときは、普通地面を掘って、出来上がりを平らにするように作りますが、逆に土を盛ったのは、水はけを考えたためです。
また、大階段にも平らなブロックを2個づつおきました。それをつたって園路に降りれば、雨の日でも靴を汚さずに小屋まで行けます。
しかし、このブロック、Gaijinnsanが歩くとグラグラしました。危険なので、修正が必要です。ブロックの再利用は止めて、新しく敷石用のブロックを買いました。赤とベージュの色違いにして、リズムを付けてみました。
小屋の入り口には、段差解消ステップも置きました。これで、お年寄りにも優しい設計になりました。春が来たら、パティオに屋外用のレジャーチェアを出して、風を感じるのもよさそうです。
【園路の造成にかかった費用】
・雑草シート(ザバーン 125BB 50㎝幅×20m) 4,325円
・雑草シート押さえピン(Uピン 50本) 1,480円
・砂利(10㎏×40袋) 298円×40=11,920円
・縁ブロック(ベルギー製 yellow 100個) 98円×100=9,800円
・敷石ブロック(ベージュ6個、赤6個) 228円×12=2,736円
・段差解消2段ステップ 5,480円
合計 35,741円
柿食えば小屋も花咲く春夏秋冬、です
柿の実、熟れてただけ~♪
「柿の木は残った」その柿が沢山実をつけた当たり年でした。翌年2020年は、柿は9個しか実りませんでした。2018年も少なかったので、隔年で豊作と不作を繰り返してるようです。
菊がきれいに咲きました
しかし、2020年には、自生の菊が見事に咲きました。
手前の濃いピンクの花の塊は自生のペチュニアです。梅雨の時期に1つだけ花をつけていたので、草抜きの際にそのままにしていたら、大きな束に育ち、道行く人の関心を買っています。
小屋の中も快適になりました
Highfieldに生えていた植物です
<夏>
<秋>
コスモスが台風に倒れても倒れても起き上がって、花をいっぱいつけてくれたのは嬉しかったです。
<冬>
冬の間は-5℃まで大丈夫なパンジーを20ポット買って彩りにしました。
<春>
春が来ると、メキメキと咲いて来ました。
グラウンドカバーとして、2種類のセダムをポット1つづつ購入して植えたところ、嬉しいことにその後どんどん増えてくれました。今ではHighfieldの色んな場所をグリーンで覆ってくれています。
コロナで外出自粛のGWですが、家での時間も悪くないものです。
芝生を植えて、砂利を敷いて、土留め付けて、駐車場完成です
Highfieldの水はけの問題
Highfieldの南側の庭は、道路から5mほど入ったところまでは平らで、それから奥に向かって降りて行くスロープになっています。これは、もともとの土地の起伏を利用して造成したためです。でもそのため、大雨が降るたびに土砂が流れてしまい、流れた土を運んで盛り直す作業が必要でした。
下のパノラマ写真は、大雨の際、画面左側の南側のスロープ(写真の外です)から流れてくる水が、西側の園路を流れている様子です。
大雨の後の南側のスロープの様子です。土が流れた後が、筋になっています。
芝生を植えました
このままではきりがないので、土が流れないよう、まず斜面の部分に芝生を植えて土を留めることにしました。ただ、芝を植えるのに最適な季節は春です。季節が秋だったため、春ほど根が出てくれるか期待出来なかったので、試しで姫高麗芝を10㎡分購入しました。どの芝にするか、芝の種類については本を調べて色々検討しましたが、ここは土留めがメインなので、日本の風土にあった丈夫できれいな芝ということで、姫高麗芝を選びました。将来的には、夏に緑になるこの芝と冬に緑になる西洋芝とミックスして、年中青々とした芝生を目指したいと思っています。
台風19号の後、10月13日に芝を植えました。購入した芝が届いて1週間ほど経っていたので、大急ぎで台風一過すぐ行いました。台風が来る予定だったので芝の植え付けを先延ばしにしていたのです。また、芝を植える前に土壌を掘って柔らかくする必要がありますが、大雨の後の方がやりやすいからです。
しかしこの後、台風21号が来ました。
芝生の上側に土ストッパーを付けました
台風21号の前、南庭の平らな地面と、斜面の始まる芝を植えた地面の境には、溝を掘って芝の上に土砂が流れて来ないように、水の流れを作っておきました。しかし、台風21号のような大雨だと、溝は一気に埋まり、雨の中、何度か溝を掘り返して、芝生への土砂の進入を防ごうとしたのもむなしく、上の写真のように、土砂が芝生へ流れ込んで来てしまいました。溝だけでは駄目なことがわかったので、芝の根切りを兼ねた土ストッパーを設置して、土砂の流入を留めることにしました。
上の写真が、土ストッパーの設置状況です。溝を通って水がはけるように、全てはふさがず、水の逃げ道も作っています。この写真は、設置後、かなりの雨が降った後の様子です。雨土はやはり溝に沿って流れ、溝を埋めているのがわかりますが、芝の上に土砂が流れてくることはなくなりました。
駐車場を造成しました
1.雑草シートの設置
台風21号による大雨の後、これでもうさすがに今年は大雨はないだろうと、南庭の平らな部分、将来駐車場にする部分の造成にかかりました。まず、また流れた土を運び上げて、水平に均してーもうこれでいったい何度目の盛り土作業でしょう(; _ ;) ー、でもおかげで大分地面も固くなって来たのを、更に足で固めて、地均しをしました。(上の写真は地均し後の様子です。)盛り土作業も、黄色い可愛い手押し一輪車を購入する前はバケツで土を運んでいたので大変でした。でも一輪車が届いてからは、これがなかなか楽しい作業に変わりました。一輪車、ありがたいです。地均し後、雑草シートを敷き、砂利を敷きました。
駐車場にする土地は真四角ではないので、雑草シートは少し斜めに敷く必要がありました。当然、端が上の写真のようにギザギザになるので切り取ってまっすぐに揃えます。切り取った部分も無駄にせず、下の写真のように、反対側の端の足らない部分に、雑草シート接着テープを使って貼って、こちら側の端ももまっすぐになるよう揃えました。
2.砂利敷き
次に、砂利を敷きました。砂利を敷かず、雑草シートのみでも雑草は防げますが、砂利を敷いた方が雑草シートが長持ちするのと、将来駐車場にするには雑草シートだけでは強度が不十分だからです。
雑草シートのピン止めや砂利敷きを端までは行わず、次の強い雨を待ちました。大雨で土が雨で流されて、溝を埋めるようであれば、土砂を留める何かを更に施さなくてはいけないからです。
3.土留めの設置
雨が降りました。(C市の10月、11月は雨に事欠きませんでした。)やはり、このままでは、かなりの雨が降ると、雑草シートの端の方では、シート下の土が流れていました。芝の上に土砂が入って来ないだけでは十分ではありません。駐車場用の平らな部分の土をしっかり留めるために、本格的な擬木の土留めを設置することにしました。土留めに選んだ製品は、階段の材料の時と同じ、R興業さんの商品です。
その後、強い雨が降ることがあっても、土は流れていません。土留め板で土が留まっています。^_^v 芝生が根付き、駐車場の地面がもっとしっかり固まれば、南庭の水はけの問題は解消されるでしょう。
【南庭の造成にかかった費用】
・芝生(姫高麗芝 10㎡) 13,500円
・土ストッパー(幅15㎝×高16㎝ 40枚) 2,756円
・雑草シート(ザバーン240BB 1m幅×30m) 12,670円
・雑草シート押さえピン(50本) 1,343円
・雑草シート接着テープ 598円
・砂利(10㎏×70袋) 298円×70=20,860円
・土留め板・杭 27,060円
合計 78,787円
全部砂利を敷いた場合で、業者に見積りを取ったことがありました。26万ほどでした。DIYで頑張ったおかげで、材料費だけで済みました。
駐車場は出来ましたが、まだ車はありません。がんばります。^_^;
台風への備えと”やっぱり”被害、そして春が来て・・・
9月にC市を直撃した台風15号によるHighfieldへのダメージは、「帰省の被害、台風の被害」で紹介しましたが、C市は10月には台風19号に襲われ、更に上陸はしなかったものも、台風21号により大雨にも見舞われました。Highfiedも被害に遭いました。
台風19号が来る2日前、今度は15号よりも更に大きい巨大な台風が来るという情報でしたので、3K WiffyとGaijinsanは備えをしました。まず、Happy Farmer一家の緑のネットフェンスが、わが家の白いフェンスの上に倒れてこないよう、つっかえ棒を立てて補強しました。これは本来、Happy Farmer一家がするべきことですが、不動産屋さんからお願いしてもらっても、台風直前まで何もされていなかったので、3K Wiffyが諦めて、自分たちで作業したものです。Happy Farmer一家は、不動産屋さんには「稲刈りが終わったらする。それまでは忙しくて時間がない。」と言ったそうです。
次に、われらの小屋の窓ガラスが割れてはいけないので、テープを貼りました。養生テープを買いに行ったら売り切れてなかったので、台風後すぐに剥がせば後はつかないだろうと、ガムテープで補強しました。
しかし、台風19号は大きく、ルートは都心を通りC市はそれていましたが、それでも暴風雨圏に入りました。補強したにもかかわらず、Happy Farmer一家の緑のネットフェンスは、わが家の白いフェンスに何度も激しくぶつかり、真新しいフェンスを壊しました。補強の木の杭や板は、大雨で地盤が柔らかくなったため、地面にのめりこみ、暴風に押されるネットフェンスを支えられなくなっていたのです。
幸い、小屋は無傷でした。
3K Wiffyが被害を写真に撮った後、Gaijinsanが倒れこんでいたネットフェンスを押し戻し支えている間に、3K Wiffyが1本の補強杭の下にブロックをかませ、なんとか立たせました。しかし、その1本の補強杭だけで立っているので、強い風が来ると、またすぐ倒れて来そうです。補強しても、雨で地面が柔らかくなると、杭がのめりこんで役に立たないので、もう撤去するしか安心できる方法はなさそうでした。これまで長年、このネットフェンスは、Highfieldの旧土留めのブロックにぶつかる形で、風で倒れるのを免れていました。その支えになっていたブロック土留めと切り離されたので、こんなに簡単に倒れるようになったのです。
わが家の壊された白いフェンス…。Gaijinsanがフェンスが治らないか、いろいろやって、なんとか差し込んで、それなりには戻しました。でも、モルタルで固めてあった内部は壊れているので、表面だけそれなりに見えるだけです。
3K Wiffyは、C市の農業委員会に被害を写真で伝えて、Happy Farmer一家に「出来れば、ネットフェンスを撤去して欲しい」と伝えてもらいました。また、不動産屋さんからも再度お願いしてもらいました。でも、もう11月も終わりますが、彼らの田んぼはまだ稲刈りが終わっていないということです。そのため、ネットフェンスについても何もしてくれていません。
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その後、5か月経った翌年の3月になって、突然ハッピーファーマーにより、曲がりくねっていたネットフェンスが、まっすぐに立て直されました。作業前、作業中に彼らが大声で叫んでいた文句は、ここには記しません。ネットフェンスはほとんど白いフェンスに倒れて来る直前の状態まで傾いていました。それでさすがにやばいと思ったのか、やっと動いて、立て直してくれたようです。
ただ、立て直しの仕方は応急処置的で、大型台風が来ると、また倒れるかも知れない簡便なものです。しかもわが家のブロック土留めを支えに立て直しているので、「これ、こちらに挨拶もなしにやってくれたけど、普通許可取るよね。」と、3K Wiffyは、複雑でした。
大階段をDIYしました
小階段が出来た週末、9月28日に大階段の製作に取り掛かりました。週末なので、Gaijinnsanも手伝えます。3K Wiffyも、もうノウハウを習得したのでこわくありません。
まず階段を作る位置に、階段の幅1.5mに合わせて両脇にテープを張って、階段が左右にずれないようにしました。土盛りの高さは1.2mですので、20㎝の高さの階段6段で大丈夫なはずです。(小階段の時は、土盛りの高さを確かめずに注文していたので、一段足りないことになりました。(^^; )階段部分の土盛りの奥行は3mですので、一段の奥行は6段x50㎝まで取れます。が、一番上の床部分だけ少し長めにしたかったので、奥行47.5㎝にして、差2.5cmx6段分で15㎝浮かせて、1番上の階段の床部分を広げることにしました。一番上の階段を広めにしたかったのは、旧Highfieldの土地がブロック1段分くらい低いので、この大階段を使うときは、一旦ブロック一段分登って、それから降りていく形になるからです。登ってすぐ降りないでも良いように、広めの方が安全です。
ちなみに、外階段は高さ15㎝から18㎝くらいまで、奥行は30㎝以上というのが建築標準だそうです。Highfieldの階段は、20㎝と少し高めなので、歩きやすくするために、奥行を長めに取っています。
1.大階段は、下から順番に製作します。(小階段は、足りなさそうだったので、一旦土を全階段分掘って、結局一段分足りないことを確かめてから作りました。)二人なので分担して、Gaijinnsanがひたすら掘り、3K Wiffyが水平を取り奥行の長さを整える役をすることにしました。
2.1日では全部掘り終えられず、週末2日かかって、階段6段分掘り整えることが出来ました。階段の丸太を全部置いて、高さ・奥行共に、計算通り出来ていることを確かめ、実際に登り下りして、歩くのにもこれでOKなことを確かめました。
3.翌月曜日9月30日、Gaijinnsanは仕事なので、今度は3K Wiffy一人、穴を掘って、杭で階段を留めて行きました。(杭がないと、トラックなどが通った後は、置いただけの階段は倒れていました。>_< )杭の穴を掘る際は、「Wらせん穴掘り」が大活躍しました。穴を掘る作業で、寸法が少しづつずれがちなので、何度も確かめながら穴を掘りました。土が足らない部分には、土を盛り、水平尺できっちり水平も取りました。
出来上がった大階段のビフォア・アフターです。
旧Highfieldの敷地から直接ガーデンハウスにも行けるようになりました。
Highfieldは、9月に帰省して1か月足らずで大きく変わりました。おかげで、ご近所の散歩の方々と作業をしながらお話しするのが日課になってしまいました。^_^
皆様(お名前も存じ上げないのですが)のご感想は、
- Aさん「ほんと、器用よねー。お弁当持って来て、作業を見学していたいって思うわ。あれよあれよと変わって行って、見てて面白いわ。」
- Bさん「今日はどこまで出来てるか、楽しみにして散歩してますよ。」
- Cさん「毎日、一生懸命やられてねぇ。まぁ、楽しそうでいいですねぇ。」
- Dさん「いや、上手やわ。それによーがんばるわ。」
- Eさん「いつのまにかすっかり変わってしまってねぇ。もう、コスモスも咲き始めたじゃないですか。楽しみいっぱいですね。」
などなど、嬉しい賛辞をいただいています。
以下、Highfieldの正面の変遷です。
このコスモスの先にあるお宅は、台風15号で屋根が飛ばされて、ご家族のもとへ避難されました。その後、ブルーシートをかけていましたが、それも台風19号で飛ばされて、その後は住まれていません。引っ越しして行かれて、時々片づけに戻られています。C市は更に台風21号による大雨にも見舞われました。こう立て続けにあると、賽の河原のようで、片づけても悲しいです。
小階段をDIYしました
このブログの「固定資産税が来ました」のところで書きましたが、Highfieldの土地を「1つの宅地」としてC市の資産税課に認めてもらわないと、固定資産税は来年も高いままになります。土留めの工事中に、資産税課の担当の方が、近くまで来たついでに寄られて「これなら来年は大丈夫かな」とは言ってくれましたが、確実にしておく必要があります。まず、ブログの「白いフェンスが付きました」で紹介したように、新Highfieldの土地の一体感を出すため、敷地全体を囲む白い2レールズランチフェンスを設置しました。次に、更に駄目押しで、今度は高低差のある旧Highfieldの土地とその周りの新Highfieldの土地をつなぐ階段を設置することにしました。
(もちろん、これらは固定資産税のためというより、景観と実用のため、素敵な庭にするために頑張っております。(^^; ♥ )
さて、階段はHighfieldに似合う、擬木階段という素朴なイメージのものを選びました。以下の公園などでよく使用されているものです。本当の丸太だと、年月が経つと腐ったり虫にやられたりしますが、擬木だとその心配がなく、いつまでもきれいで丈夫です。
これをDIYで作成します。
材料は以下のものです。これをR興業さんから、小階段用の75㎝幅のものを3段、大階段用150㎝幅のものを6段購入しました。杭は階段の幅にかかわらずどちらも同じ70㎝ほどの長さで、階段1段に2本づつ付いています。
材料代は、以下でした。
1.0.75m幅 3段分 16,200円
2.1.5m幅 6段分 51,300円
3.送料 7,500円
4.消費税 6,000円
計 81,000円
一度見積もりを取ったところ、土木業者に施工を頼むと、この材料代に加えて小階段で6万円ほど、大階段だと12万円ほどの手間賃がかかると出ました。シンプルな作りの階段なので、プロにそんなお金を出すのはもったいないし、自分たちで作るのも楽しいのではないかと思い、DIYで作ることにしました。
まずは、南側の土地に練習も兼ねて、小階段を作成しました。
擬木階段の材料が9月24日に配達されたので、早速翌日9月25日から製作を始めました。
1.土盛りの階段を作る場所の土を、階段の形に均しました。その時、台風で傾いたため伐採したコニファーの幹を土盛りの反対側に置いて、土留めとして使用することを思いつきました。残念なことになったコニファーも、これでまた新しく生まれ変わり、台風で倒れたことも転生への意味を持つことになりました。
2.擬木丸太2連木を置いて、丸太の高さ20㎝に合わせて階段の土をそろえ、歩きやすい階段の奥行を測るため、何度も登り降りして検証し、奥行の幅55㎝と決定しました。3段分奥行55㎝でそろえました。
3.階段を固定するための杭を入れる穴を掘りました。杭は直径6㎝なので、小さい穴が必要です。杭の長さは70㎝ほどなので、50㎝の深さの穴を掘って、20㎝分地表に出ている状態にします。
しかし「言うは易し、行うは難し」で、これが生半可なことではありませんでした。小さいスコップで掘ったのですが、50㎝の深さまで掘るのは本当にきつい作業でした。1時間10分、ただひたすら掘って掘って、汗びっしょりで手も痛くなった末、やっと1つ穴を開けることが出来ました。>_<
4.やっと開いた穴に杭をいれました。感動の一瞬です。
ですが、この掘り方ではらちがあきません。小階段は1日で完成させる予定でしたが、この日はこれ以上穴を掘るのは諦めました。なにかもっと効率のよい穴掘り方法があるはずなので、ネットで探すことにしました。
5.この日は残り時間で(太陽が沈むまで)、コニファーの幹をのこぎりでカットして、土留めを作りました。
コニファーの幹は、一番下の階段にも使用することになりました。小階段は3段で足りるだろうと思い、3段分注文しましたが、ちょっと計算が甘かったようで、実際に作ってみると4段分必要でした。75㎝の擬木階段は、Aマゾンなどでも売っているので、将来1段分追加注文するかもしれませんが、とりあえずコニファーの幹で代用することにしました。そのため、土留めに使える丸太が足りなくなり、土留めが階段の下の方には足りていない形にもなってしまいました。(^^;
6.夜、ネットで調べたら、以下の「Wらせん穴掘り」という器具があるのを見つけました。6cmの直径の穴が60cmの深さまで「楽に掘れる」とビデオ付きで説明していました。
早速翌日近隣のホームセンターに電話して、この器具があるかどうか聞くと、S忠ホームズさんが「あります」と答えたので、自転車を飛ばして買いに行きました。4,080円でした。
7.この器具を使うと、50㎝の深さまで、10分ほどで楽勝で掘ることが出来ました。こんな便利な道具を考案するプロの知恵に感激です。
3K Wiffyの笑顔も戻って来ました。
8.この器具のおかげで、この日のうちに小階段を完成させることが出来ました。
コニファーの階段部分も、コニファーの幹の細い部位で杭を作り、崩れないよう押さえました。「Wらせん穴掘り」があれば、そんな杭でも楽々に設置できます。それから、1番上の階段の右側の杭が少し長く出ているのは、穴を掘った部分にどうやら石があるようで、これ以上掘れなかったからです。将来、階段の奥行55㎝を50㎝に調節するなどして、杭が入るようにしようかなとも思っています。
9.完成した小階段のある、Highfieldの南側です。
DIY製作第1段の、色々行き届かない施工でしたが、道行く人々の感想は案外上々で、「素敵な階段ですね」とか、「上手に作りましたね」とか言って下さいました。よい励みになっています。^_^v