台風への備えと”やっぱり”被害、そして春が来て・・・
9月にC市を直撃した台風15号によるHighfieldへのダメージは、「帰省の被害、台風の被害」で紹介しましたが、C市は10月には台風19号に襲われ、更に上陸はしなかったものも、台風21号により大雨にも見舞われました。Highfiedも被害に遭いました。
台風19号が来る2日前、今度は15号よりも更に大きい巨大な台風が来るという情報でしたので、3K WiffyとGaijinsanは備えをしました。まず、Happy Farmer一家の緑のネットフェンスが、わが家の白いフェンスの上に倒れてこないよう、つっかえ棒を立てて補強しました。これは本来、Happy Farmer一家がするべきことですが、不動産屋さんからお願いしてもらっても、台風直前まで何もされていなかったので、3K Wiffyが諦めて、自分たちで作業したものです。Happy Farmer一家は、不動産屋さんには「稲刈りが終わったらする。それまでは忙しくて時間がない。」と言ったそうです。
次に、われらの小屋の窓ガラスが割れてはいけないので、テープを貼りました。養生テープを買いに行ったら売り切れてなかったので、台風後すぐに剥がせば後はつかないだろうと、ガムテープで補強しました。
しかし、台風19号は大きく、ルートは都心を通りC市はそれていましたが、それでも暴風雨圏に入りました。補強したにもかかわらず、Happy Farmer一家の緑のネットフェンスは、わが家の白いフェンスに何度も激しくぶつかり、真新しいフェンスを壊しました。補強の木の杭や板は、大雨で地盤が柔らかくなったため、地面にのめりこみ、暴風に押されるネットフェンスを支えられなくなっていたのです。
幸い、小屋は無傷でした。
3K Wiffyが被害を写真に撮った後、Gaijinsanが倒れこんでいたネットフェンスを押し戻し支えている間に、3K Wiffyが1本の補強杭の下にブロックをかませ、なんとか立たせました。しかし、その1本の補強杭だけで立っているので、強い風が来ると、またすぐ倒れて来そうです。補強しても、雨で地面が柔らかくなると、杭がのめりこんで役に立たないので、もう撤去するしか安心できる方法はなさそうでした。これまで長年、このネットフェンスは、Highfieldの旧土留めのブロックにぶつかる形で、風で倒れるのを免れていました。その支えになっていたブロック土留めと切り離されたので、こんなに簡単に倒れるようになったのです。
わが家の壊された白いフェンス…。Gaijinsanがフェンスが治らないか、いろいろやって、なんとか差し込んで、それなりには戻しました。でも、モルタルで固めてあった内部は壊れているので、表面だけそれなりに見えるだけです。
3K Wiffyは、C市の農業委員会に被害を写真で伝えて、Happy Farmer一家に「出来れば、ネットフェンスを撤去して欲しい」と伝えてもらいました。また、不動産屋さんからも再度お願いしてもらいました。でも、もう11月も終わりますが、彼らの田んぼはまだ稲刈りが終わっていないということです。そのため、ネットフェンスについても何もしてくれていません。
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その後、5か月経った翌年の3月になって、突然ハッピーファーマーにより、曲がりくねっていたネットフェンスが、まっすぐに立て直されました。作業前、作業中に彼らが大声で叫んでいた文句は、ここには記しません。ネットフェンスはほとんど白いフェンスに倒れて来る直前の状態まで傾いていました。それでさすがにやばいと思ったのか、やっと動いて、立て直してくれたようです。
ただ、立て直しの仕方は応急処置的で、大型台風が来ると、また倒れるかも知れない簡便なものです。しかもわが家のブロック土留めを支えに立て直しているので、「これ、こちらに挨拶もなしにやってくれたけど、普通許可取るよね。」と、3K Wiffyは、複雑でした。