Highfield Gaijinsan’s blog

これは、Highfieldに住む ”あぶなくない” Gaijinさんと’3K’ Wiffyの開拓の記録です。

小階段をDIYしました

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DIYで作成した階段です。失敗と工夫で、なかなか味がある出来になりました。

このブログの「固定資産税が来ました」のところで書きましたが、Highfieldの土地を「1つの宅地」としてC市の資産税課に認めてもらわないと、固定資産税は来年も高いままになります。土留めの工事中に、資産税課の担当の方が、近くまで来たついでに寄られて「これなら来年は大丈夫かな」とは言ってくれましたが、確実にしておく必要があります。まず、ブログの「白いフェンスが付きました」で紹介したように、新Highfieldの土地の一体感を出すため、敷地全体を囲む白い2レールズランチフェンスを設置しました。次に、更に駄目押しで、今度は高低差のある旧Highfieldの土地とその周りの新Highfieldの土地をつなぐ階段を設置することにしました。
(もちろん、これらは固定資産税のためというより、景観と実用のため、素敵な庭にするために頑張っております。(^^; ♥ )

さて、階段はHighfieldに似合う、擬木階段という素朴なイメージのものを選びました。以下の公園などでよく使用されているものです。本当の丸太だと、年月が経つと腐ったり虫にやられたりしますが、擬木だとその心配がなく、いつまでもきれいで丈夫です。

これをDIYで作成します。

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材料は以下のものです。これをR興業さんから、小階段用の75㎝幅のものを3段、大階段用150㎝幅のものを6段購入しました。杭は階段の幅にかかわらずどちらも同じ70㎝ほどの長さで、階段1段に2本づつ付いています。

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材料代は、以下でした。

  1.0.75m幅 3段分 16,200円
  2.
1.5m   6段分 51,300
  3.送料       7,500
  4.消費税      6,000
    計         81,000

一度見積もりを取ったところ、土木業者に施工を頼むと、この材料代に加えて小階段で6万円ほど、大階段だと12万円ほどの手間賃がかかると出ました。シンプルな作りの階段なので、プロにそんなお金を出すのはもったいないし、自分たちで作るのも楽しいのではないかと思い、DIYで作ることにしました。

まずは、南側の土地に練習も兼ねて、小階段を作成しました。
擬木階段の材料が9月24日に配達されたので、早速翌日9月25日から製作を始めました。

1.土盛りの階段を作る場所の土を、階段の形に均しました。その時、台風で傾いたため伐採したコニファーの幹を土盛りの反対側に置いて、土留めとして使用することを思いつきました。残念なことになったコニファーも、これでまた新しく生まれ変わり、台風で倒れたことも転生への意味を持つことになりました。

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2.擬木丸太2連木を置いて、丸太の高さ20㎝に合わせて階段の土をそろえ、歩きやすい階段の奥行を測るため、何度も登り降りして検証し、奥行の幅55㎝と決定しました。3段分奥行55㎝でそろえました。

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3.階段を固定するための杭を入れる穴を掘りました。杭は直径6㎝なので、小さい穴が必要です。杭の長さは70㎝ほどなので、50㎝の深さの穴を掘って、20㎝分地表に出ている状態にします。

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しかし「言うは易し、行うは難し」で、これが生半可なことではありませんでした。小さいスコップで掘ったのですが、50㎝の深さまで掘るのは本当にきつい作業でした。1時間10分、ただひたすら掘って掘って、汗びっしょりで手も痛くなった末、やっと1つ穴を開けることが出来ました。>_<

4.やっと開いた穴に杭をいれました。感動の一瞬です。

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ですが、この掘り方ではらちがあきません。小階段は1日で完成させる予定でしたが、この日はこれ以上穴を掘るのは諦めました。なにかもっと効率のよい穴掘り方法があるはずなので、ネットで探すことにしました。

5.この日は残り時間で(太陽が沈むまで)、コニファーの幹をのこぎりでカットして、土留めを作りました。

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コニファーの幹は、一番下の階段にも使用することになりました。小階段は3段で足りるだろうと思い、3段分注文しましたが、ちょっと計算が甘かったようで、実際に作ってみると4段分必要でした。75㎝の擬木階段は、Aマゾンなどでも売っているので、将来1段分追加注文するかもしれませんが、とりあえずコニファーの幹で代用することにしました。そのため、土留めに使える丸太が足りなくなり、土留めが階段の下の方には足りていない形にもなってしまいました。(^^;

6.夜、ネットで調べたら、以下の「Wらせん穴掘り」という器具があるのを見つけました。6cmの直径の穴が60cmの深さまで「楽に掘れる」とビデオ付きで説明していました。

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早速翌日近隣のホームセンターに電話して、この器具があるかどうか聞くと、S忠ホームズさんが「あります」と答えたので、自転車を飛ばして買いに行きました。4,080円でした。

7.この器具を使うと、50㎝の深さまで、10分ほどで楽勝で掘ることが出来ました。こんな便利な道具を考案するプロの知恵に感激です。

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 3K Wiffyの笑顔も戻って来ました。

8.この器具のおかげで、この日のうちに小階段を完成させることが出来ました。

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コニファーの階段部分も、コニファーの幹の細い部位で杭を作り、崩れないよう押さえました。「Wらせん穴掘り」があれば、そんな杭でも楽々に設置できます。それから、1番上の階段の右側の杭が少し長く出ているのは、穴を掘った部分にどうやら石があるようで、これ以上掘れなかったからです。将来、階段の奥行55㎝を50㎝に調節するなどして、杭が入るようにしようかなとも思っています。

9.完成した小階段のある、Highfieldの南側です。

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DIY製作第1段の、色々行き届かない施工でしたが、道行く人々の感想は案外上々で、「素敵な階段ですね」とか、「上手に作りましたね」とか言って下さいました。よい励みになっています。^_^v