Highfield Gaijinsan’s blog

これは、Highfieldに住む ”あぶなくない” Gaijinさんと’3K’ Wiffyの開拓の記録です。

4度目の春と1年を振り返って

春の庭

Highfieldの4度目の春も、昨年同様ミモザの花で始まりました。
My trusty yellow flowerです。

昨年はひょろんとした木でしたが、大きくこんもり育ちました。

上の写真は昨年の様子です。1年でこんなに違います。

アップにした様子です。たわわに咲きました。

まず、この南庭のミモザアカシアが咲いて、その後大階段の脇に植えた三角ミモザが咲きます。

こちらも昨年はまばらな枝ぶりだったのが立派になりました。

上の写真が昨年の様子です。下が今年の様子です。

ミモザと同時期に水仙も咲きました。

そうするうちに、桜も咲きました。

いつもの年と変わらないように見えますが、今年、この日露戦争の忠霊塔碑の土手には、写真の2本の桜しかありませんでした。

【桜の木が2本になった理由】

この土手の前に住む方が、この土地を管理しているC市に桜の被害を訴えて、他の桜の木を切ってもらったからです。なんでも桜にムクドリが巣を作って、新車にフンを落とすから、というのが本当の理由のようですが、それを訴えても対応はしてもらえないので「落ち葉が雨どいに詰まって流れなくなって、家に被害が出たらC市が弁償してくれるのか」と言って、何度もクレームを言って来るので、かわいそうにも桜の木は切られることになったそうです。桜の木は、彼らが家を建て直す前からずっとそこに咲いていたのですが。家や車が古い時は気にもとめていなかったのに、家や車が新しくなると、鳥のフン害や落ち葉が気になって、桜が邪魔になったようです。

切られる前の桜の木々の状態です。桜の向こうに見えるのは杉です。この木は図抜けて高く、ずっと離れた自動車道からでも見える、一種のランドマーク的な木です。

3K wiffyは、他の近隣の方とも協力して、C市の管財課の担当者が現場を見に来た時に、

  1. 昨年、そのムクドリの被害のために、桜の木の枝を剪定した。その後は、ムクドリの姿は見ていない。現在、フン害を起こしているのはカラスで、カラスは桜でなく、その隣の背の高い杉の木に巣を作っている。そちらを何とかしなくてはいけないのではないか。
  2. 桜を切ると、背の高い杉だけが残って、雷のターゲットになりはしないか。
  3. 落ち葉の被害は、桜ではなく、その隣の杉の松葉や、忠霊塔の隣の敷地にある小学校のイチョウの木によるものがほとんどである
  4. 被害を被っていると思う人は連絡してくるが、桜の花を愛でていた人たちは、それについて「いいですね」と言ってくることはない。ネガティブな意見にだけ対応するのが行政なのか

と話して、桜の木の伐採を止めようとしました。しかし、C市の担当者は、

  1. について:杉の木は大きくなり過ぎて、クレーン車を入れないと剪定も伐採も出来ないが、この道路幅では、そんな大きな車は入らないので、どうにもできない
  2. について:小学校のイチョウの木は残っているので、杉だけが一本残るというわけではない
  3. について:小学校の木は管理の管轄が違うので、対応できない
  4. について:この桜の伐採については、町内会長に連絡して了解をもらっている。また、近いうちにこの伐採については、回覧板で知らせることになっている。

と返答してきました。被害の実際の原因とその対応として桜の木を切るということは全然かみ合っていませんが、C市側はとにかくクレームの要求をのんで、手早く出来ることだけやってしまおうという態度を崩しませんでした。その点を突くと、とにかく、桜の土手の前に住む方のクレームがしつこいので、いつまでも煩わされたくないから、桜の木を切ってしまいたいというのが、本音だと言っていました。

情けないことに、これがC市の行政、私たちの市税の使い道です。

C市の担当といろいろ話した結果、桜の木の内、左側(道路側)の2本は残す、他の木は伐採する、となりました。右側(土手の前の家側)の桜の木は、植えられている間隔が狭いので、確かに少なくとも間引く必要はありそうでした。「密生してひょろっとなっている桜の木のみ切っては?」とも提案しましたが、その選択は園芸業者でも難しいので、結局道路側の2本のみ残すことで手を打たざるをえませんでした。

伐採している様子です。Gaijinsanと3K wiffyにとって悲しい日でした。

・・・  

4月の終わりから5月の始めには、ポピーが満開になります。今年も大量に咲きました。

5月半ば、ポピーの花が終わった時、片付けるため束を作っていったら、30束以上になりました。C市の木の枝・刈り草・葉の資源収集の日に出しました。

春の造成

【芝のマウンドの土台】

春先には、芝のマウンドの下部にブロックを追加しました。

マウンドの芝が、下の写真ように園路にまで伸びていたからです。

マウンドの先っぽの土台は大谷石ですが、大谷石は高いので、それに似せた重量感のあるブロックをつないで作りました。

 

【西庭のモミジの園路の増幅】

モミジの園路は、少し先すぼまりの形になっていたので、増幅することにしました。広げた方が、草抜きの面積も縮まります。

上は増幅前の写真です。この園路の設置時に買った雑草シートは10mで、その10mしかなかったザバーンを、積み木のように向きや形を工夫してギリギリに使って形を作ったので、細い、くの字型の園路で、なんとなく面白みはありませんでした。

増幅作業中です。モミジに似合う日本庭園の園路っぽく、凹凸を工夫しています。セダムの築山も増幅のために移動しないで、逆にその丸みを利用して形を作っています。

すぼまっていた新道路側の入口を広げて、よりウェルカムな雰囲気にしました。

園路の形が決まって、増幅部分には、雑草シートのザバーンを重ね代をしっかり取って敷き、Uピンを留め直したところです。この増幅部分のザバーンは前庭の造成の際に購入したシートの余りなので、費用はかかっていません。

砂利を敷き終わったところです。余っていたミックス砂利の袋の中身も追加しました。

遊びのある形の、たっぷりとした園路が出来上がりました。

新緑のモミジのアーチの下をくぐって歩くのが、とても楽しいです。

冬の庭

冬のHighfieldからは、富士山がよく見えます。

冬の間に屋根の修理と塗装をし、外壁も高圧洗浄かけました。Highfieldも築15年なので、メンテが必要な時期だったのです。

ビフォアです。棟板の端に少しメクレがあります。

アンテナの下は、カラスのフンで汚れていました。

雨どいは、忠霊塔の杉の木から落ちてくる松葉や、カラスが持ってきた木の実の殻などでいっぱいで、外壁にもしっかりコケがはえていました。

棟板を修理し、塗り直した屋根です。

雨どいには落ち葉除けのメッシュをかけました。コケで緑になっていた外壁も洗浄できれいになりました。

秋の庭

秋はコスモスと菊に彩られて、庭がもっともカラフルになる時です。

夏の庭

初夏には、毎年ユリが咲きます。3K wiffyの妹が10年以上前にくれた球根ですが、毎年欠かさず咲いてくれます。

夏のHighfieldは、ユーフォルビアのハツユキソウと紫蘇のコラボで、涼し気な白と緑の色合いで彩られていました。

前庭の中心のマウンドはセダムで覆いました。いろんなところに生えてくるセダムを見つけてはせっせと移植して、少しづつ面積を増やしていったのです。

西庭もユーフォルビアが園路の脇に涼しい影を落としていました。

西庭の芝もしっかりついて、夏にはきれいなグリーンになっていました。3K wiffyが、雨水タンクからせっせと水やりをしたのが実を結びました。

また、南庭にも芝のきれいなグリーンが広がっていました。

しかし、ミモザはこの写真の後、8月14日、台風よる強風で倒れたのです。

ショックでした。>_< 悲しいことにこの時Gaijinsanは帰省していてHighfieldにはいなかったので、3K wiffyはウンウンいいながらひっぱったり押したりしてミモザを持ち上げました。

立て直したミモザを、一旦ビニール紐でフェンスに結んで支えました。

どの方向から風が吹いても耐えられるように、至る方向から紐を結びました。
その後、1mほどしかなかった支柱を2.5mの支柱に変え、それを70cmくらい土中に埋めて、幹に結び、しっかりとした支えを施しました。下の写真が支柱です。
ミモザは、幹が太くなるまで、こうした強風による転倒の問題があります。すごく早く成長するので、まだ十分に張っていない根が地上部分を支えられないのだと思います。

この春に大きく満開の花を咲かせてくれた時は、倒れた夏にあきらめず、がんばって立て直してよかったと思いました。^_^v