Highfield Gaijinsan’s blog

これは、Highfieldに住む ”あぶなくない” Gaijinさんと’3K’ Wiffyの開拓の記録です。

台風への備えと”やっぱり”被害、そして春が来て・・・

9月にC市を直撃した台風15号によるHighfieldへのダメージは、「帰省の被害、台風の被害」で紹介しましたが、C市は10月には台風19号に襲われ、更に上陸はしなかったものも、台風21号により大雨にも見舞われました。Highfiedも被害に遭いました。

台風19号が来る2日前、今度は15号よりも更に大きい巨大な台風が来るという情報でしたので、3K WiffyとGaijinsanは備えをしました。まず、Happy Farmer一家の緑のネットフェンスが、わが家の白いフェンスの上に倒れてこないよう、つっかえ棒を立てて補強しました。これは本来、Happy Farmer一家がするべきことですが、不動産屋さんからお願いしてもらっても、台風直前まで何もされていなかったので、3K Wiffyが諦めて、自分たちで作業したものです。Happy Farmer一家は、不動産屋さんには「稲刈りが終わったらする。それまでは忙しくて時間がない。」と言ったそうです。

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ネットフェンスに支柱を設置しました。材木は忠霊塔周辺の桜の支柱の廃棄材です。

次に、われらの小屋の窓ガラスが割れてはいけないので、テープを貼りました。養生テープを買いに行ったら売り切れてなかったので、台風後すぐに剥がせば後はつかないだろうと、ガムテープで補強しました。

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台風19号の最中のガーデンハウスです。水たまりに囲まれています。

しかし、台風19号は大きく、ルートは都心を通りC市はそれていましたが、それでも暴風雨圏に入りました。補強したにもかかわらず、Happy Farmer一家の緑のネットフェンスは、わが家の白いフェンスに何度も激しくぶつかり、真新しいフェンスを壊しました。補強の木の杭や板は、大雨で地盤が柔らかくなったため、地面にのめりこみ、暴風に押されるネットフェンスを支えられなくなっていたのです。

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暴風雨でネットフェンスは白いフェンスに何度も何度もぶつかり、壊してしまいした。

幸い、小屋は無傷でした。

3K Wiffyが被害を写真に撮った後、Gaijinsanが倒れこんでいたネットフェンスを押し戻し支えている間に、3K Wiffyが1本の補強杭の下にブロックをかませ、なんとか立たせました。しかし、その1本の補強杭だけで立っているので、強い風が来ると、またすぐ倒れて来そうです。補強しても、雨で地面が柔らかくなると、杭がのめりこんで役に立たないので、もう撤去するしか安心できる方法はなさそうでした。これまで長年、このネットフェンスは、Highfieldの旧土留めのブロックにぶつかる形で、風で倒れるのを免れていました。その支えになっていたブロック土留めと切り離されたので、こんなに簡単に倒れるようになったのです。

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台風後、ネットフェンスが我が家の敷地に倒れこんでいたので、Gaijinsanが押しています。

わが家の壊された白いフェンス…。Gaijinsanがフェンスが治らないか、いろいろやって、なんとか差し込んで、それなりには戻しました。でも、モルタルで固めてあった内部は壊れているので、表面だけそれなりに見えるだけです。

3K Wiffyは、C市の農業委員会に被害を写真で伝えて、Happy Farmer一家に「出来れば、ネットフェンスを撤去して欲しい」と伝えてもらいました。また、不動産屋さんからも再度お願いしてもらいました。でも、もう11月も終わりますが、彼らの田んぼはまだ稲刈りが終わっていないということです。そのため、ネットフェンスについても何もしてくれていません。

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とりあえずくっつけた白いフェンスです。ネットフェンスは大きく歪み倒れて来そうです。

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その後、5か月経った翌年の3月になって、突然ハッピーファーマーにより、曲がりくねっていたネットフェンスが、まっすぐに立て直されました。作業前、作業中に彼らが大声で叫んでいた文句は、ここには記しません。ネットフェンスはほとんど白いフェンスに倒れて来る直前の状態まで傾いていました。それでさすがにやばいと思ったのか、やっと動いて、立て直してくれたようです。

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2020年3月11日にネットフェンスがまっすぐにされました。長かった憂いが消えました。

ただ、立て直しの仕方は応急処置的で、大型台風が来ると、また倒れるかも知れない簡便なものです。しかもわが家のブロック土留めを支えに立て直しているので、「これ、こちらに挨拶もなしにやってくれたけど、普通許可取るよね。」と、3K Wiffyは、複雑でした。

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畑側からトラクターで引っ張って、そこらに落ちていた丸太や角材を使って支えています。

 

大階段をDIYしました

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Highfieldの正面北側に大階段をDIYしました。風景に溶けこむように似合っています。

小階段が出来た週末、9月28日に大階段の製作に取り掛かりました。週末なので、Gaijinnsanも手伝えます。3K Wiffyも、もうノウハウを習得したのでこわくありません。

まず階段を作る位置に、階段の幅1.5mに合わせて両脇にテープを張って、階段が左右にずれないようにしました。土盛りの高さは1.2mですので、20㎝の高さの階段6段で大丈夫なはずです。(小階段の時は、土盛りの高さを確かめずに注文していたので、一段足りないことになりました。(^^; )階段部分の土盛りの奥行は3mですので、一段の奥行は6段x50㎝まで取れます。が、一番上の床部分だけ少し長めにしたかったので、奥行47.5㎝にして、差2.5cmx6段分で15㎝浮かせて、1番上の階段の床部分を広げることにしました。一番上の階段を広めにしたかったのは、旧Highfieldの土地がブロック1段分くらい低いので、この大階段を使うときは、一旦ブロック一段分登って、それから降りていく形になるからです。登ってすぐ降りないでも良いように、広めの方が安全です。

ちなみに、外階段は高さ15㎝から18㎝くらいまで、奥行は30㎝以上というのが建築標準だそうです。Highfieldの階段は、20㎝と少し高めなので、歩きやすくするために、奥行を長めに取っています。

1.大階段は、下から順番に製作します。(小階段は、足りなさそうだったので、一旦土を全階段分掘って、結局一段分足りないことを確かめてから作りました。)二人なので分担して、Gaijinnsanがひたすら掘り、3K Wiffyが水平を取り奥行の長さを整える役をすることにしました。

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2.1日では全部掘り終えられず、週末2日かかって、階段6段分掘り整えることが出来ました。階段の丸太を全部置いて、高さ・奥行共に、計算通り出来ていることを確かめ、実際に登り下りして、歩くのにもこれでOKなことを確かめました。

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3.翌月曜日9月30日、Gaijinnsanは仕事なので、今度は3K Wiffy一人、穴を掘って、杭で階段を留めて行きました。(杭がないと、トラックなどが通った後は、置いただけの階段は倒れていました。>_< )杭の穴を掘る際は、「Wらせん穴掘り」が大活躍しました。穴を掘る作業で、寸法が少しづつずれがちなので、何度も確かめながら穴を掘りました。土が足らない部分には、土を盛り、水平尺できっちり水平も取りました。

出来上がった大階段のビフォア・アフターです。

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旧Highfieldの敷地から直接ガーデンハウスにも行けるようになりました。

Highfieldは、9月に帰省して1か月足らずで大きく変わりました。おかげで、ご近所の散歩の方々と作業をしながらお話しするのが日課になってしまいました。^_^

皆様(お名前も存じ上げないのですが)のご感想は、

  • Aさん「ほんと、器用よねー。お弁当持って来て、作業を見学していたいって思うわ。あれよあれよと変わって行って、見てて面白いわ。」
  • Bさん「今日はどこまで出来てるか、楽しみにして散歩してますよ。」
  • Cさん「毎日、一生懸命やられてねぇ。まぁ、楽しそうでいいですねぇ。」
  • Dさん「いや、上手やわ。それによーがんばるわ。」
  • Eさん「いつのまにかすっかり変わってしまってねぇ。もう、コスモスも咲き始めたじゃないですか。楽しみいっぱいですね。」

などなど、嬉しい賛辞をいただいています。

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出来上がった大階段の脇にはグラウンドカバーを植えて、縁飾りを付けました。

以下、Highfieldの正面の変遷です。

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2011年春のHighfieldです。

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2019年春のHighfieldです。

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2019年秋のHighfieldです。

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小階段、大階段と出来たころのコスモスです。この後台風19号が来ました。

このコスモスの先にあるお宅は、台風15号で屋根が飛ばされて、ご家族のもとへ避難されました。その後、ブルーシートをかけていましたが、それも台風19号で飛ばされて、その後は住まれていません。引っ越しして行かれて、時々片づけに戻られています。C市は更に台風21号による大雨にも見舞われました。こう立て続けにあると、賽の河原のようで、片づけても悲しいです。

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台風15号台風19号のダブルパンチにも負けず、その後コスモスは満開になりました。

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昨年は塩害で一つも実のらなかった柿の木ですが、今年は台風にも負けず熟し始めました。





 

 

小階段をDIYしました

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DIYで作成した階段です。失敗と工夫で、なかなか味がある出来になりました。

このブログの「固定資産税が来ました」のところで書きましたが、Highfieldの土地を「1つの宅地」としてC市の資産税課に認めてもらわないと、固定資産税は来年も高いままになります。土留めの工事中に、資産税課の担当の方が、近くまで来たついでに寄られて「これなら来年は大丈夫かな」とは言ってくれましたが、確実にしておく必要があります。まず、ブログの「白いフェンスが付きました」で紹介したように、新Highfieldの土地の一体感を出すため、敷地全体を囲む白い2レールズランチフェンスを設置しました。次に、更に駄目押しで、今度は高低差のある旧Highfieldの土地とその周りの新Highfieldの土地をつなぐ階段を設置することにしました。
(もちろん、これらは固定資産税のためというより、景観と実用のため、素敵な庭にするために頑張っております。(^^; ♥ )

さて、階段はHighfieldに似合う、擬木階段という素朴なイメージのものを選びました。以下の公園などでよく使用されているものです。本当の丸太だと、年月が経つと腐ったり虫にやられたりしますが、擬木だとその心配がなく、いつまでもきれいで丈夫です。

これをDIYで作成します。

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材料は以下のものです。これをR興業さんから、小階段用の75㎝幅のものを3段、大階段用150㎝幅のものを6段購入しました。杭は階段の幅にかかわらずどちらも同じ70㎝ほどの長さで、階段1段に2本づつ付いています。

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材料代は、以下でした。

  1.0.75m幅 3段分 16,200円
  2.
1.5m   6段分 51,300
  3.送料       7,500
  4.消費税      6,000
    計         81,000

一度見積もりを取ったところ、土木業者に施工を頼むと、この材料代に加えて小階段で6万円ほど、大階段だと12万円ほどの手間賃がかかると出ました。シンプルな作りの階段なので、プロにそんなお金を出すのはもったいないし、自分たちで作るのも楽しいのではないかと思い、DIYで作ることにしました。

まずは、南側の土地に練習も兼ねて、小階段を作成しました。
擬木階段の材料が9月24日に配達されたので、早速翌日9月25日から製作を始めました。

1.土盛りの階段を作る場所の土を、階段の形に均しました。その時、台風で傾いたため伐採したコニファーの幹を土盛りの反対側に置いて、土留めとして使用することを思いつきました。残念なことになったコニファーも、これでまた新しく生まれ変わり、台風で倒れたことも転生への意味を持つことになりました。

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2.擬木丸太2連木を置いて、丸太の高さ20㎝に合わせて階段の土をそろえ、歩きやすい階段の奥行を測るため、何度も登り降りして検証し、奥行の幅55㎝と決定しました。3段分奥行55㎝でそろえました。

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3.階段を固定するための杭を入れる穴を掘りました。杭は直径6㎝なので、小さい穴が必要です。杭の長さは70㎝ほどなので、50㎝の深さの穴を掘って、20㎝分地表に出ている状態にします。

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しかし「言うは易し、行うは難し」で、これが生半可なことではありませんでした。小さいスコップで掘ったのですが、50㎝の深さまで掘るのは本当にきつい作業でした。1時間10分、ただひたすら掘って掘って、汗びっしょりで手も痛くなった末、やっと1つ穴を開けることが出来ました。>_<

4.やっと開いた穴に杭をいれました。感動の一瞬です。

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ですが、この掘り方ではらちがあきません。小階段は1日で完成させる予定でしたが、この日はこれ以上穴を掘るのは諦めました。なにかもっと効率のよい穴掘り方法があるはずなので、ネットで探すことにしました。

5.この日は残り時間で(太陽が沈むまで)、コニファーの幹をのこぎりでカットして、土留めを作りました。

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コニファーの幹は、一番下の階段にも使用することになりました。小階段は3段で足りるだろうと思い、3段分注文しましたが、ちょっと計算が甘かったようで、実際に作ってみると4段分必要でした。75㎝の擬木階段は、Aマゾンなどでも売っているので、将来1段分追加注文するかもしれませんが、とりあえずコニファーの幹で代用することにしました。そのため、土留めに使える丸太が足りなくなり、土留めが階段の下の方には足りていない形にもなってしまいました。(^^;

6.夜、ネットで調べたら、以下の「Wらせん穴掘り」という器具があるのを見つけました。6cmの直径の穴が60cmの深さまで「楽に掘れる」とビデオ付きで説明していました。

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早速翌日近隣のホームセンターに電話して、この器具があるかどうか聞くと、S忠ホームズさんが「あります」と答えたので、自転車を飛ばして買いに行きました。4,080円でした。

7.この器具を使うと、50㎝の深さまで、10分ほどで楽勝で掘ることが出来ました。こんな便利な道具を考案するプロの知恵に感激です。

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 3K Wiffyの笑顔も戻って来ました。

8.この器具のおかげで、この日のうちに小階段を完成させることが出来ました。

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コニファーの階段部分も、コニファーの幹の細い部位で杭を作り、崩れないよう押さえました。「Wらせん穴掘り」があれば、そんな杭でも楽々に設置できます。それから、1番上の階段の右側の杭が少し長く出ているのは、穴を掘った部分にどうやら石があるようで、これ以上掘れなかったからです。将来、階段の奥行55㎝を50㎝に調節するなどして、杭が入るようにしようかなとも思っています。

9.完成した小階段のある、Highfieldの南側です。

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DIY製作第1段の、色々行き届かない施工でしたが、道行く人々の感想は案外上々で、「素敵な階段ですね」とか、「上手に作りましたね」とか言って下さいました。よい励みになっています。^_^v

小屋'Garden house'作りました

Gaijinsanが購入したアロットメント側の土地は60坪以上あり、そのまま庭や畑だけにするのはもったいない広さでした。この土地をどう使うかは、購入を決めた時点からの悩みどころでした。何が出来るか色々二人の夢も考慮に入れて検討した結果、「小屋」を作ろうということで、Gaijinsanと3K Wiffyの間で合意が出来ました。

小屋作りは、今とても流行っていて、思い思いの小屋をDIYなどで作って、大人の秘密基地として楽しんでいる方が増えているようです。趣味の作品などを作るアトリエにしたり、「おうちカフェ」のように飾って素敵なひと時を過ごす場所にしたり、かわいく作って雑貨屋さんのような小さなお店を開いたり、中には「小屋カフェ」や「小屋ホテル」を開くひともいるようです。

Gaijinsanと3K Wiffyはアトリエとして使うことにしました。Gaijinnsanは「仕事を持ち込み広い机で作業をしよう」、3K Wiffyは「念願のモノづくりをしよう」ともくろんでいます。時折、元気な来客があれば、キャンプの感覚で泊まってもらおうとも思っています。

 

さて、どんな小屋にするか、です。

10平米未満ですと、建築許可は不要なので、9.9平米(6畳分)の小屋にすることにしました。建築許可を取れば大きな小屋も建てられますが、建築許可申請には30万円位かかるので、アトリエには無駄な費用と判断しました。

この建築許可に関する内容は、C市の建築指導課で「Highfieldの用途区域が市街地に分類されている」ことを確認し、次に土地計画課で「Highfieldのある市街地は第一種低層住居専用区域である」ことを確認し、最後に建築情報相談課で「Highfieldのように内部が番地がいくつかに分かれていても、一体として使用するのであれば現存の家の増設という扱いになるが、それが10平米以下であれば増築申請(建設許可)はいらない」ということを確認しました。(ちょっと大変でしたが、皆さま親切に回答下さいました。)

 

以下が検討したリストです。

1.DIYのミニログハウス:

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キットを買って自分たちで作れば、材料費55万くらい、それに運送費が5万、建物の基礎は自分たちではちょっと大変なので、大工さんに頼んで10万くらいで、計70万くらいで作れます。でも、屋根を張るあたりまで来ると、ログは重いため大変になるそうなので、自分たちで全部できるか、不安がありました。(施工してもらうと、200万くらいになるそうなので、DIYという選択しかありませんでした。)そのため、宇都宮にあるBボックスさんというログハウス販売会社まで出かけて行って組み立てられた展示見本を見て、話を聞いたのですが、かわいく見える屋根材や裏窓はオプションで、別に費用がかかることがわかりました。また、見学に行ったのはGWだったのですが、GWくらいの気候で、すでにミニログハウスの中は暑く、エアコンが必要でした。屋根にオプションで断熱材を入れることを推奨され、自分たちには本格的過ぎて断念しました。

 

2.小屋キット:

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小屋のキットは、現在とてもかわいいものがいろんな会社から沢山展開されています。値段もミニログと同じくらいです。が、材料が薄い分、屋根を張るのに重くて大変ということはないようです。見積もりをお願いしたGベルさんでは、提携の業者による施工もチョイス出来て、施工込でも100万ちょっとで販売していました。ただ、サイズが小さく、室内寸法3畳分や4畳分などが主流なので、結局二人で使うには小さいという点で、私たちの用途には向かないとなりました。大変かわいい小屋なので、残念でした。

 

3.M印良品の小屋:

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M印良品さんらしいすっきりとしたミニマルな小屋で、9.1平米あります。しかし300万するので、私たちには予算オーバーでした。

 

4.ホームセンターのミニログハウス:

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Jフルホンダさんに施工費込みで新品120万円のものがありました。アルペンというタイプで、9.9平米(6畳)の広さに2畳分ほどのロフトもついていて、アトリエとしては十分な大きさがあります。山小屋風な建物の外観を特にGaijinnsanが気に入りました。展示品を見学に行くと、展示品を少し安く売ってもよいという話になり、値段交渉の結果、運搬・施工付き、屋根は新品のコロニアル材を張り、展示品についていた雨どいや玄関灯などのオプションも全て込みで90万円で買うことになりました。^^v

 

基礎工事開始の日は、台風15号の停電から復旧した翌日9月11日でした。前日までに、小屋を作る土地の草ぬきをすませ、小屋の大きさのテープ(横3.658m、縦2.758m)を作って地面に張って、位置を確かめました。

また小屋は木造なので、建築基準法第23条により、小屋の壁が隣地との境界より3mは離れていないといけません。これは隣が空き地でも、畑でも同様です。道路の場合は、道路の中心線より3m以上となっています。この点も隣地との境より3mのテープを張って確かめました。ただ、屋根材はコロニアル材という不燃材なので、建築基準法第22条により、この3m以上というルールは当てはまりません。

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3mのテープで隣地との距離、3.658m×2.758mのテープで小屋の位置を決めました。

テープの内側に草が少し残っているように見えますが、テープ張りの後、きれいに取り除きました。 

9月11日、Jフルホンダの業者さんは朝8時半に来て、午後2時半までに以下の土台を作って帰りました。この土台の固まるのを待って、翌週の9月17日・18日が小屋の建設日です。

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セメントの上にブロックを積んで作った基礎です。昔の家の基礎に似ています。

小屋の建設日の朝はきれいに晴れていました。

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ブロック基礎に土台材をボルトで止めたら、1-2時間で壁は上まで組み上がりました。

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ログハウスの屋根材を上に持ち上げるのはやはり大変で、レッカー車が使われました。

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工事2日目は雨の予報だったので、野地板の上に急いで下葺き材まで葺いてくれました。

2日目は、屋根の仕上げ材(コロニアル材)を葺き、破風板、棟板金と仕上げ、窓やドアを付けて終了しました。床は初日にいつのまにか出来ていました。さすがにプロ2名でかかると早かったです。

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出来上がったミニログハウスです。牧場風の柵や柿の木と雰囲気が合っています。

小屋の中にはまだ何の家具も入っていません。早くテーブルと椅子を入れて、お茶でもしたいものです。




 

 

白いフェンスが付きました

 

台風15号の翌々日(まだ停電中(被災中 (^^;)でしたが)、Highfieldの周りに白いフェンス(バイナルフェンス)を設置してもらいました。10年前に、Highfieldの元の敷地の周りに設置したフェンスと同じもので、同じ業者につけてもらいました。牧場などでよく使用される2レールズランチフェンスです。

アメリカでは州によりますが、牧場のフェンスは木製ではなくバイナルフェンスにするよう、指定されている州もあります。景観上の考慮からです。木のフェンスは、ペンキを頻繁に塗り替えないと腐ってきますが、バイナルフェンスは半永久的に白いままで、メンテナンスフリーだからです。原材料がプラスチックなので、太陽の光で黄ばむ心配がありそうですが、純粋な混ぜ物のないプラスチックは黄色くなったりしないそうです。現に、Highfiedの周りに10年前設置したフェンスも、今だ真っ白です。

以下、ビフォア・アフターです。

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Highfieldの南側フェンスです。ビフォアはブロック土留めが出来た時です。

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Highfieldの南側フェンスの内側です。奥にコスモスが風に揺れています。

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Highfieldの西側です。Happy Farmersの畑と園路としっかり区切られました。

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Highfieldの北側です。景色が広がり、敷地のつながりもはっきりしました。

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北側の土盛りの上のフェンスを開けました。ここに大階段をDIYします。

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Highfieldはちょっと牧場風になりました。雑草対策でうさぎが飼いたいです。

この2レールズランチフェンス、しっかりしていて輸入物で高そうですが、施工費込みでも1mにつきほぼ1万円くらいでした。元来、牧場のような広い場所に設置するものなので、それくらいでないと大量には購入できないからでしょうか。同じバイナルフェンスでも、他のデザインのフェンスはもっと高額です。アメリカの家の柵のモデルのような、「トムソーヤーの冒険」などに出てくる家の柵に使われているピケットフェンスと呼ばれる種類だと1.5倍から2倍以上します。
 

 

帰省の被害、台風の被害

Gaijinnsanと3K Wiffyは、8月の頭から9月の頭まで、オーストラリアに帰省していました。Gaijinnsanは英国人ですが、彼の母親が2年前、77歳の終わりに一大決心をし、オーストラリアに移民したのです。そのため、昨年から帰省はオーストラリアになり、3K Wiffyも2度目のオージー滞在を楽しみました。このお母さんの80歳の誕生パーティでは、会場となるマンションのプールを風船や紙細工などで飾る、デコレーション係と写真係を頑張りました。パーティには20名ほどが集まり、とてもよい雰囲気でした。

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80歳のお誕生会はプールサイドで。冬だけど暖かくて泳いでる人もいました。

外国人の帰省は長いです。短くても2週間くらいで、今回のように1か月ということもよくあります。親の自宅に滞在するので、宿泊費がかからないから出来ることですね。

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さて、夏に1か月留守にすれば、当然、雑草はすごいことになっていました。9月7日の帰省後の翌週には、庭の造成の続き、バイナルフェンスの設置とガーデンハウスの造成が始まります。雑草があったら、工事は出来ないので、3K Wiffyによる帰国早々の渾身・熱血の草取りが行われました。

以下、上が伸び放題だった雑草風景と、下が草ぬき後(一部途中)です。

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3K Wiffyによる熱血根性草ぬきです。左下、コスモスの成長は嬉しかった。

草ぬきは、まずフェンスを設置する足元から始めて、フェンスの設置中にガーデンハウスの位置を決める場所当たりまで済ませました。ガーデンハウスの基礎建設中に、なんとか全部の敷地の草を取り終えました。^^v

 

C市は、9月8日から9日未明にかけて、台風15号の被害にも見舞われました。フェンスの工事日は9月10日、まだ停電中でした。Gaijinsanの家はひかり電話なので、停電すると電話は使えません。ネットのモデムも停電で働かず、インターネットにもつながりません。近くの公衆電話から業者に連絡して停電中であることを伝えました。業者の機転で、発電機を使用して工事が行われました。

停電してクーラーが使えない状況で、35度の猛暑日に草ぬきをするのはしんどかったです。でも、草を抜かないと工事の邪魔なので、水風呂に入りながら頑張りました。

また、台風で、Happy Farmer一家の緑のネットフェンスが、わが家の敷地に倒れこんでいました。

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台風15号の風速57mの風はネットフェンスを倒し、工事の足場も崩しました。

倒れたネットフェンスは、わが家のバイナルフェンスの工事の邪魔なので、業者が木の棒で仮の支柱を3本立てて、とりあえず立たせてくれました。でも、また強い風が吹くと倒れそうです。しっかりと鉄パイプなどで支える必要があります。不動産屋さんから、Happy Farmer一家には連絡してもらいましたが、「稲刈りが終わってからでないと何もできん。」と言われたそうです。また、面倒ごとになるのかも知れません。

 

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倒れたコニファー。伐採し、資源ごみにするため束ねられました。

また、2本あったコニファーも両方とも倒れてしまいました。左側の木は元々傾いていたので伐採の予定でしたが、右側は台風の翌翌日に植木屋さんに来てもらい、剪定する予定でした。ここまで傾くと、根の浅いコニファーをまっすぐに戻すことは出来ないので、4.5mの高さまで立派に育っていてかわいそうでしたが、自分たちで伐採しました。植木屋さんには、公衆電話からキャンセルの電話をいれました。台風の前に剪定出来ていたら、軽くなっていて助かっていたかも知れません。でも、一緒に植えたコニファーが同じ時に去ることになったのは、2本の木の絆だったのかも知れません。

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台風の後のコスモス。しなやかに立ち上がりました。

台風の夜、コスモスは絶望していたのですが、なんと暴風雨で倒れてもなんとなく立ち上がり、数日後から花を咲かせ始めました。^^v

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草刈りの後、収穫された冬瓜。最大のものは長さ30㎝はありました。

おまけもありました。草取りを終えて集めた冬瓜です。夏の間に敷地に自然に育っていました。中には、ジャイアントベジタブルコンクールに出せそうなほど、大きく育っていたものもありました。3K Wiffyもせっせと食べていますが、とても全部は食べきれません。散歩に通りかかる人たちや工事の人たちに声をかけても、「いや冬瓜はそんなに食べないから」と売れ行きは良くありませんでした。でも、沖永良部島おばあちゃんに「好きなだけ持って行って。」というと、「わたし、冬瓜好きなのよ。南の人はよく食べるのよ。」と喜んでくれて、お友達と一緒にきれいに片づけてくれました。

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沖永良部島からの密航おばあさんと90歳のお友達です。素敵ですね。

 

 

Highfieldの骨格が出来ました

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Highfieldの周りは素敵な築山になりました。階段を作り、緑の丘にする予定です。

Highfieldの土留めと土盛りの工事が7月中旬に完了しました。広々となって、とても満足です。^_^

The work of earth retaining, earth filling and making an artificial hill was completed in the middle of July. Highfield has become spacious, so the work is very satisfying. ^_^

庭の造成としてはまだ途中ですが、骨格は出来たので、ビフォア・アフター(中間地点)の画像です。 

As for the construction of the garden, it is still on the way, but since its frame has become clear, the followings are images of before-after (midway point).

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Highfieldの南側です。放置されていた廃材はなくなり、5m幅に広がりました。

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Highfieldの西側です。ネットフェンスを取り払い、土地がつながりました。

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Highfieldの北側です。古いブロック土留めの周りにこんもり土盛りをしました。

夏は熱中症になるといけないので、造成はお休みして、現状維持のため草抜きだけしています。でも125坪あるので、この草抜きが半端ではなく、週に6時間はかかっています。

Construction work is off during summer to avoid the risk of heat stroke. 3K Wiffy is just weeding to maintain the current status. But this weeding is quite a strenuous work for 400 square meter land. It takes six hours a week.

でも、コスモス畑だけ作りました。施肥や水やりなどの手間があまりかからない植物だからです。3か月ほどで花が咲くそうです。

3K Wiffy made a cosmos field. Because cosmos does not require much fertilization and watering. The flower will be blooming in about three months.

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南側に畑の土を残して花壇を作りました。ガーデンノームが守っています。

秋になって涼しくなったら、コスモスを愛でつつ、開拓の続きをやります。

When it becomes cool in the autumn, while loving the cosmos, we will continue the development.